日本真的是“对难民冷酷的国家”?难民审查员见到的各种“胡说八道的申请”
2023-06-18 玉子家 8687
正文翻译

日本は本当に「難民に冷たい国」なのか 難民審査参与員が明かす「デタラメ申請」の数々

日本是否真的是“对难民冷酷的国家”?难民审查员见到的各种“胡说八道的申请”

成立間近となっている改正「入管法」。反対派は一昨年、入管施設で死亡したウィシュマさんを旗印に「人権無視!」と攻撃を強めるが、果たして日本は本当に「難民に冷たい国」なのか。申請の現場を知る「審査参与員」が、新聞・テレビが報じない実態を明かした。
「今回の審議を通して、新聞やテレビは日本が難民に非情な国だとの報道をしていましたよね」
と語るのは、10年以上、「難民審査参与員」を務める男性である。
「しかし審査の現場にいると、難民だと認められるのは数が限られています。私自身、千人以上審理したうちのわずか数件にとどまる。そうした“難民”の審査のためにたくさんの人や金が費やされています。法案に反対する人たちはそれを知っているのか、あるいは知っていて目を瞑(つぶ)っているのか……」

“入管法”修正在即,反对派在两年前以在入管设施前聚齐示威,非常有攻击性地骂着我们“无视人权!”那么日本是否真的是“对难民冷酷的国家”呢?让我们来看一下入管局的难民审查现场就知道了。
“通过这次审议,新闻和电视报道称日本是一个对难民残忍的国家”
这是一位担任10年以上“难民审查员”的男性所说的话。
“但是在审查现场,能够被认定为难民的人数有限。在我自己审查的千人以上中仅有极少数人通过。 为此类假“难民”审查消耗了大量人力物力。 反对该法案的人们知道吗,还是他们假装不知道?

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前科者は1133人
現在、国会での審議が大詰めを迎えている、入管法改正案。3月に法案が提出され、5月上旬に衆院を通過。参院で審議中だが、6月9日には可決、成立する見通しだ。
現行の入管法では、不法残留状態の外国人も、難民認定手続き中であれば一律に送還が停止される。改正案の肝はその規定を改め、3回目以降の難民申請者については強制退去を可能にすることだ。
なぜか。

有前科者有1133人
目前,国会入管法改正案审议接近尾声。该法案于3月提出,5月初通过了众议院。马上要在参议院审议,但在6月9日之前将被通过并成立。
根据现行的入管法,即使是非法滞留的外国人,在难民认定手续进行途中也会暂停遣返。该修正案的核心就是修改这个规定,并允许对第三次及以后申请难民的人强制驱逐出境。
为什么呢?

2021年12月末時点で、強制退去の対象となっているにもかかわらず、退去を拒む「送還忌避者」は3224名。そのうちの約半数に当たる1629名は難民申請中であるがゆえに送還が停止されている。しかし、その中には退去を回避する目的で申請を繰り返す者、つまり、難民に直ちに該当しないにもかかわらず、制度の誤用、濫用が疑われる者がいるため、運用を適正化するのが狙いだ。ちなみに、送還忌避者のうち、前科を持つ者は1133人もいる……。

在2021年12月底,有3224名 "逃避遣返者",他们本应被驱逐出境但拒绝离开。 其中大约一半,即1629人,被暂停遣返,因为他们正在申请难民身份。 然而,这样做的目的是为了卡制度的bug,因为他们中的一些人反复申请难民身份,就可以避免被驱逐出境,即涉嫌误用或滥用该系统,尽管他们并不立即属于难民类别。 顺便提一下,有1133名逃避遣返的人有犯罪记录。

「難民をなかなか見つけられない」
一方、この改正案に対し、反対の論陣を張っているのが、朝日新聞や毎日新聞、TBSなどのメディアだ。
いわく、そもそも日本の難民認定率が諸外国に比べて極めて低く、本来、難民として認められるべき人が保護されていない。繰り返し申請が行われるのはそのためだ。彼らを出身国に送り返せば命が失われることになりかねない――と。
一昨年、入管収容中に死亡したスリランカ人、ウィシュマ・サンダマリさんの妹も来日し、改正案に抗議。

难民难寻
另一方面,包括《朝日新闻》、《每日新闻》和TBS在内的媒体对拟议修正案提出了反对意见。
据他们说,与其他国家相比,日本的难民地位率极低,应该被承认为难民的人没有得到保护。 这就是反复申请的原因。 媒体担心,如果他们被送回原籍国,他们的生命可能会丧失。
前年死于移民拘留所的斯里兰卡人Wishma Sandamari的姐姐也访问了日本,抗议该修正案。

「制度発足以来、参与員を務めて18年目となります」
と語るのは、難民審査参与員の柳瀬房子氏である。
外国人が難民申請をした場合、まずは入管の難民調査官が審査する。不認定の場合、それを不服として審査請求を行えるが、その審理を担当するのが難民審査参与員だ。学者や元外交官、国際協力団体の関係者などが選ばれ、3人一組で審理し、法務大臣に意見書を提出する。
柳瀬氏は難民支援団体で40年以上も活動し、主宰も務めてきた「難民支援のプロ」であるが、
「口頭、書面を合わせて4千件以上の審査に当たってきました。しかし大半はすでに難民として認定されており、参与員の関わる審査請求の段階ではなかなか見つけられません」

当一个外国人申请难民身份时,移民局的难民检查员首先会审查申请。 如果申请没有被批准,申请人可以对该决定提出上诉,而难民审查顾问负责听证。 学者、前外交官和来自国际合作组织的人员三人一组,负责审理案件并向司法部长提交书面意见。
柳濑先生是一名 "难民支援专家",40多年来一直活跃在难民支援团体中,还曾担任过这些团体的主席、
他说:"他已经处理了4000多个案件,包括口头和书面案件。 他们中的大多数人已经被确认为难民,在涉及辅导员的审查请求阶段,就很难找到他们"。

「不倫をして相手の夫に脅された」というケースも
なぜこのようなことが起こるのか。
「実際に面談すると、首をかしげるような事例ばかり。例えば、難民調査官の聞き取りで言っていたことと、私たちの前で言っている内容が異なる。当初は出身国で警官に暴行されて右手をけがしたと述べていたのに、けがした箇所がどこなのかこちらが尋ねる度にコロコロ証言が変わる。また、他の人と同じ主張をするケースもあります。同性愛者で迫害を受けたと主張する人がいましたが、また別の機会に同じ国の出身者を面談すると、迫害の細部に至るまでほぼ同じ主張を繰り返すのです」(柳瀬氏)

甚至有的申请理由的:“我出轨被绿帽老哥威胁了”
为什么会出现这种情况?
'当我们实际采访他们时,他们的案例都让我听得直摇头。 例如,他们在难民检查员说的和在我们面前说的不一样。 起初,他们说在原籍国被警察殴打,右手受伤,但每次我们问他们伤在哪里,他们就改变证词。 在某些情况下,他们还提出了与其他人相同的主张。 有一个同性恋者声称受到了迫害,但当我们在另一个场合采访来自同一国家的人时,他们重复了几乎相同的说法,甚至迫害的细节都一样"。

申請書がブローカーによるコピペなのでは、との疑いを抱くほどだったという。
「また、主張が事実なら説明できるはずのことを説明できない人も。迫害されてアンゴラからケープタウンに逃げたという人に、どれくらいの時間がかかりましたかと聞くと、高速道路を使って1日と言う。しかし、両国の距離は日本列島分くらいあります。さらには、主張が事実だとしても、難民には該当しない例も多い」
難民とは、人種や宗教、政治的意見など特定の理由によって迫害の恐れがある外国人と定義されているが、
「土地を巡る争いで親戚に脅迫されたとか、不倫をして相手の夫に脅されたというものも。新たな主張や証拠もなく、これまでの審理と同じ理由で再申請を繰り返している人もいました」
これでは認定できないのも無理はない。

他们甚至怀疑这些理由是中介复制粘贴的。
”还有一些人连该解释清楚的事情都说不清楚。 当我们问一个说他因受迫害而逃离安哥拉到开普敦的人,我问他花了多长时间到达那里,他说走高速公路一天。 然而,这两个国家之间的距离约有日本群岛的距离。 此外,即使说法属实,也有很多不符合难民的条件"。
难民被定义为因特定原因(如种族、宗教或政治观点)而面临迫害风险的外国人,不过、
'有些人因为土地纠纷被亲戚威胁,或者因为有外遇被对方的丈夫威胁。 还有一些人反复以同样理由重新申请,但没有任何新的证据"。
这也难怪他们不可能得到认证。

ラーメン屋を守るため…
「私も驚きの連続でした」
とは冒頭の男性参与員だ。
「イラン出身の“難民”男性はキリスト教に改宗し2年半毎週教会に通っている。帰国すれば迫害されると主張しました。でも、“12月25日は何の日ですか?”と聞くと、“サンタクロースの誕生日”と言うんです。ウガンダからの男性は、自分は同性愛者だから帰れば死刑にされる、と。確かにウガンダでそうしたケースがありますが、男性には実は子どもが2人いたんです」

为了保护面馆......
开头的那个审查员说:“我也是各种吃惊”
一位来自伊朗的 "难民",他皈依了基督教,并在两年半的时间里每周都去教堂。 他声称,如果他回国,就会受到迫害。 但是当我问他:"12月25日是什么日子?" 他说:"是圣诞老人的生日"。 一名来自乌干达的男子说,他是同性恋,如果回国就会被处决。 当然,在乌干达也有这样的案例,但这个人实际上有两个孩子"。

ミャンマーの申請者も、
「反軍事政権デモに出ていたので逃げてきたと言うのです。しかしデモの日付を聞くとパスポート上、既に日本にいた期間になっている。また、スリランカの男性は野党の支持をしていたので迫害されたと言う。しかし、ではその野党の党首は? と聞いても答えられない。フィリピンではドゥテルテ政権で麻薬の取り締まりが厳しくなった。自分は麻薬をやったことがあるので帰れないという人も。しかし、麻薬の色は? と聞いても答えられない」
そもそも麻薬使用の過去で取り締まられる状況では、難民とは呼べないはずだ。
「驚いたのはラーメン屋の話です。ミャンマー人で留学生として日本に来てラーメン屋でバイトをした、と。何年か経ち、親父さんが倒れ、店を守れる人は君しかいない、引き継いでくれと言われた。で、ラーメン屋の味を守るために難民申請したというのです」
気持ちはわかるが、もちろん難民には該当しない。

一些申请人来自缅甸
'他们说他们逃离是因为他们参加了反军政权的示威。 然而,当被问及示威的日期时,他们说的那个日期已经是他们来日本之后的了。 这位斯里兰卡人还说他受到迫害是因为他支持一个反对党。 但是那个反对党的领导人是谁他们又回答不出来。 在菲律宾,杜特尔特政府加强了对毒品的镇压。 有些人说他们自己吸毒,不能回家。 但他们连毒品是什么颜色的都不知道。
如果他们一开始就因为吸毒而被镇压,他们就不应该称自己为难民。
有一个让我最惊讶的是拉面店的故事。 有个缅甸人作为一名留学生来到日本,在一家拉面店做兼职。结果干了几年那个店长病倒了,跟他说他是唯一能保护这家店的人,他应该接手。 所以他申请了难民身份,为了保护拉面的味道。
我理解他的感受,但他当然没有资格成为难民。

新約聖書と旧約聖書の違いも分からない
10年近い審査経験を持つ男性参与員が後を受ける。
「パキスタンやバングラデシュからの難民申請者には、反対政党を支持していたので今から国に帰されても殺される、という主張が多い。しかし、ではどれくらい活動したのか、と聞くと、ビラを貼ったとか集会で人を呼んだとかその程度なんです。ミャンマーのケースでも、僧侶が行った軍事政権への抗議デモに参加したことがあるから帰れないと言うんですが、何をしたのかと尋ねると、お坊さんに水をあげたと。その程度で身に危険が迫ることはありえないでしょう」
また、
「キリスト教に改宗したために帰れないと言うイランの人に、新約聖書と旧約聖書の違いは? と聞いても答えられない。宗教上の理由で迫害されたと言う人に何があったのかと質すと、お酒が禁止なのに飲んでしまったと。とても難民事由には該当しませんよね」
この参与員は、認定例は過去に1例しかないという。

甚至不知道《新约》和《旧约》的区别。
一位有近十年经验的男性审查员接过话头。
”许多来自巴基斯坦和孟加拉国的难民申请者声称,他们支持反对派政党,如果现在被送回他们的国家,他们会被杀害。 但是当我问他们做了多少活动时,他们说他们在集会上张贴传单或打电话给人们,仅此而已。 在缅甸,他们说他们不能回家,因为他们参加了僧侣举行的反对军政权的抗议活动,但当我问他们做了什么,他们说他们给僧侣送水。 这怎么可能足以让他们陷入危险?"
还有、
当我问一个伊朗人,他说他不能回去,因为他已经皈依了基督教,但他又不知道新约和旧约之间有什么区别?当我问一个说他因宗教原因受到迫害的人,他说他喝了酒,尽管这确实是被禁止的。但这不至于算难民吧
这位辅导员说,过去只有一例被承认的情况。

“私は難民ではない”
こうした事情もあり、昨年の不服申立てによる審査請求のうち、難民と認められたケースは4461人中15人に過ぎない。
なぜこうした難民申請が繰り返されるのか。
前述した送還停止のメリットと共に、大きいのは経済的理由だ。以前は日本に入国し、難民申請を行えば、6カ月経過後、就労が可能になった。この制度以降、難民申請者が急増した。
「そのため審査が滞り、長期化しました。現在不服審査までに2年超かかります」
と冒頭の男性参与員。

"我不是难民"。
由于这些情况,在去年的4,461个上诉审查案件中,只有15个被确认为难民。
为什么这些难民申请会重复出现?
除了上述暂停遣返的好处外,主要原因是经济上的。 以前,如果一个人进入日本并申请难民身份,他们在6个月后就可以工作。 自从这一制度实行以来,申请难民的人数迅速增加。
“因此现在推迟并延长了审查过程。目前上诉需要两年多的时间才能得到审理。”
开头的那个男性审查员说。

「つまり“難民”は一度申請を出せば数年は就労が可能です。そして参与員の審理の最中もまた数年就労が可能なのです。ですから申請を出すこと自体が目的で、難民として認められるか否かはどうでもいいと考えている人が多いように見えます。入管庁の統計でもわかるように、不服申立てをした申請者の4割超が、弁論放棄といって口頭意見陳述もせずに書類を出すだけで済ませていますからね」
こんな珍場面も発生する。
「前の人の審査が延び、次のミャンマー人のスタート時間が1時間ほど遅れてしまったことがありました。その男性は面談の場に入ってくるなり、“早く終えてください”“私は難民ではないですから”と言い出した。居酒屋で仕事をしていて仕込みが間に合わないから早く帰してくれ、と言うのです。帰る際には“また申請を出していく”と」
今後外国人とどう向き合っていくべきかを真剣に議論する時が来ているのではないでしょうか

"换句话说,'难民'一旦申请就可以工作几年。 而在审查员听证会的时候,他们也可以工作数年。 因此,似乎很多人认为提交申请本身就是一个目的,是否被承认为难民并不重要。 正如移民局的统计数据显示,超过40%的上诉申请人只是提交了文件,而没有做口头意见陈述"。
不过也有一些罕见的情况。
有一次,前一个申请人的筛选被推迟了,下一个缅甸申请人的开始时间也被推迟了约一个小时。 这名男子一进入面试室就说:"快点结束吧,我摊牌了我不是难民"。 原因是他不得不提前离开,因为他在一家酒吧工作,再不走来不及准备食物了。当他离开时,他说:"我准备再提交一份申请"。
由此可见今后是该认真讨论如何去面对这些自称难民的外国人了。

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