异变的预兆…?丰田股东在直接明面“批判丰田章男”,章男会长的“惊愕回答”
2024-07-21 玉子家 9066
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異変の兆しか…? トヨタ株主が白昼堂々「豊田章男を批判」それに対する章男会長の「驚愕の回答」

异变的预兆吗…?丰田股东直接明面“批判丰田章男”,章男会长的“惊愕回答”

一部の投資家が、章男会長に「退場」を求める――5兆円超の利益を叩き出したにもかかわらず、トヨタの株主総会はただならぬ雰囲気だった。あとから振り返れば、今が転換点となるのかもしれない。

部分投资者要求章男会长“退场”——尽管丰田创造了超过5万亿日元的利润,股东大会的气氛却异常紧张。回过头来看,现在可能正是一个转折点。

「院政肯定」の衝撃
モータースポーツに時間を使い過ぎているのではないか。(豊田章男)会長の道楽になっているのではないか。いかがでしょうか――。
6月18日に開催されたトヨタ自動車の定時株主総会で「衝撃的な」質問が株主から出た。「衝撃的な」と敢えて付け加えたのは、トヨタグループでは内心、豊田会長の経営スタイルに疑念を抱く人が少なくないが、体制批判と受け止められることを恐れて、口に出せないことも多いとふだんの取材で感じているからだ。
そして、回答もある意味で衝撃的だった。豊田会長自らが「院政」という言葉を肯定的にとらえながら、自身の考えを表明したからだ。大企業のトップが公式の場で「院政」と自ら発言することは珍しいと筆者は思う。

“院政肯定”的冲击
是不是在赛车运动上花费了太多时间?会长(丰田章男)是不是一直在追求自己的兴趣?您怎么看?——6月18日召开的丰田汽车定期股东大会上,一位股东提出了“令人震惊”的问题。之所以特别强调“令人震惊”,是因为在平时的采访中,我感到丰田集团内部有不少人对丰田会长的经营风格抱有疑虑,但由于害怕被视为批评体制,很多人不敢公开表达。
会长的回答在某种意义上也同样令人震惊。丰田会长亲自用积极的态度看待“院政”(注:指天皇亲自掌国政)这个词,并表达了自己的想法。我认为,大企业的领导人在正式场合自称“院政”是很少见的。

豊田会長は「『いかがでしょうか』と言われても、どうお答えしたらいいのかではございますが」と前置きしたうえで、自身のガバナンス論を語った。その一部をトヨタのオウンドメディア『トヨタイムズ』から引用する。
「私自身が考えるガバナンスとは、支配や管理ではなく、一人ひとりが自ら考え動くことができる現場をつくること。それに尽きると思っております。
しかしながら、私の存在や行動というのは、院政とか道楽とか言われてしまいます。院政についてこれまた調べてみると、後三条天皇が摂関政治からの脱却を図るため、働き盛りのうちに譲位されたことがそもそもの始まりだったと、ものの本には書いてあります。

丰田会长在回答之前说道:“虽然您问我‘怎么看’,但我也不知道该如何回答。”随后,他阐述了自己的治理理念。从丰田的自有媒体《丰田时报》中引用部分内容:
“我认为的治理不是控制和管理,而是创造一个让每个人都能自己思考和行动的现场。这就是我的全部想法。
然而,我的存在和行为被称为院政,然后我后面进一步研究院政时发现,后三条天皇是为了摆脱摄关政治,在壮年时退位,才开始了亲自掌国政,这才是院政的起源。

今、院政というと老害のようなネガティブなイメージがありますが、本来の院政はむしろ、新しい時代を切り開く気概に満ちたものであるということをぜひ皆さんにも分かっていただきたいと思います。(中略)私が(経営執行の)前工程としていろいろな相談に乗ることで、私の失敗体験を糧にし、若い執行メンバーが思い切って決断し、自らの成長につなげてほしい。そう願っています。それを院政と言われるのであれば、私は喜んで院政をしたいと思っております」

如今,说起院政给人的印象是负面的,但实际上,最初的院政充满了开创新时代的气概。我希望大家也能理解这一点。通过在(经营执行的)前阶段提供各种建议,希望年轻的执行团队能够利用我的失败经验,勇敢决策,实现自我成长。如果这被称为院政,那我很乐意这样做。”

「相談」といっても…
現在、トヨタの執行トップは社長兼CEOの佐藤恒治氏であり、豊田会長は執行役員ではない。会長のこの発言を解説すると、佐藤社長以下で決めた方針について、自らがとやかく口を出してひっくり返すことはないが、決める前には相談に乗るということだろう。
とはいえ「決める前に相談」ということは、執行部の判断に豊田会長が大きな影響力を持つというのが一般的な捉え方ではないだろうか。そうした見方を裏付ける証言もある。トヨタの内情に詳しい関係者が説明する。

“咨询”的实际情况
目前,丰田的执行顶层是社长兼CEO佐藤恒治,而丰田会长并不是执行董事。解读会长的这番话,应该是指在决定方针之前会进行咨询,但他不会对已经决定的方针指手画脚。
然而,“决定前咨询”意味着丰田会长对执行团队的决策有着很大的影响力,这可能是普遍的看法。内部人士的证言也佐证了这一点。熟悉丰田内情的相关人士解释道:

「車のデザインや人事など重要事項を決定するとき、豊田会長の顔色を窺いながら決まっていく流れが以前にも増して強まっている感じがする」
さらに別のトヨタ関係者はこう打ち明ける。
「トヨタの職場の一部では、『章男会長が発言する内容を、日頃からしっかりチェックしているか』を上司が部下に確認し、その結果が人事の査定にも影響しかねない雰囲気があるのです。

“在决定汽车设计和人事等重要事项时,感到大家越来越看丰田会长的脸色行事。”
另一位丰田内部人士透露:
“在丰田的一些部门,‘是否经常检查章男会长的言论’被上司作为衡量标准来考核下属,这种氛围甚至影响到了人事评估。

今、社内は『トヨタイムズ』の内容、つまり章男会長の言動に強い影響を受けた『洗脳』された社員らと、それに批判的だが、批判すると左遷されかねないので無関心を装っている社員らに大きく分かれているのです。
今年6月には、人事部長がまた退職した。先代の人事部長も'21年末に退職しましたから、これで2代連続。今のトヨタの内情を象徴する出来事かもしれません」
さらに今回の株主総会では、章男会長の「信任率」が大きく低下したことも話題となった。後編記事【トヨタで大異変…営業利益は5兆円なのに、章男会長の「信任率が爆下げ」してしまった「本質的な理由」】へ続く。

现在,公司内部大致分为两类员工:一类是受到《丰田时报》影响深远,被章男会长的言行‘洗脑’的员工;另一类是对其持批评态度,但因害怕批评后被调职而装作不关心的员工。
今年6月,人事部长再次辞职。前任人事部长也在2021年底辞职,这已经是连续两任人事部长离职。这可能是当前丰田内部状况的一个象征。”
此外,这次股东大会上,章男会长的“信任率”大幅下降也成为话题。后续文章《丰田的大变动…尽管营业利润达5万亿,章男会长的“信任率暴跌”的“本质原因”》将继续报道。

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